アナログとデジタル そしてその真ん中
近年の音楽の売れ行き
近年ですが、ストリーミングサービスが、ダウンロードの売り上げを上回ったそうです。おそらくしばらくすれば、CDの売れ行きが下がり続け、レコードやカセットテープの売り上げが少しづつ上がるように思います。
海外の場合
現在、海外*1と国内とでは、すべての音楽メディアの売り上げ情報があてにならない状況です。ですが、日本の数年後の様子になり得る可能性を孕む、重要なものだと思います。以下の記事を参考に日本のこれからを考えていこうと思います。
この記事では、以下のグラフがあります。日本語でなんとなく読める程度に訳したので掲載したいと思います。
これを見ると、ストリーミングサービスの売り上げが半数を占めつつあることがわかります。また、ダウンロードとフィジカル音楽の売り上げは、これから下がる予想のようです。ですが2019年は、レコードの売り上げがCDを抜くの予想もあります。
更に詳しく知りたい方は以下のサイトに元になったデータがあります。
個人的な見解
日本は、現在はまだフィジカル音楽の方が優勢だと思います。集めたり、ファングッズにしたりするいわゆるコレクターやオタクのような方の多いおかげだと思います。また現在はレコード盤やカセットテープの売り上げが好調になりつつあります。CDショップでも規模の大きい、ディスクユニオン・タワーレコードはレコードショップを作り、本格的なレコードへの回帰を感じさせます。どうなるかは、正直わかりません。
そしてストリーミングサービスは、今まで見えてこなかった顧客を見えるようにしたのだと思います。つまり、CDやダウンロードの手間や費用で顧客にならなかった存在が視覚化できたということだと考えます。果たしてこれが、ストリーミングサービス以外に影響するのか重要な時期だと思います。
CDのこれから
今世界的に、アナログそしてデジタルに二極化が発生しているように感じます。そもそもCDは、ケースとCD本体はアナログであり・データ自体はデジタル形式です。
当時の広告をみるとこの頃の売りでもある、いつまでも変わらない音・コンパクト感がレコードやストリーミングサービスにとって変わられてしまったわけです。近年は、ハイレゾブームが音楽の質の向上につながって中途半端な存在になってしまったわけです。
これからCDは、ファングッズのようにしなければ、生き残れないように感じます。
- ライブの物販でシングル*2を売る
- アニメや映画のアルバムをつくる
どちらにしろ発売されるアルバムの数は減り、プレミアム価格のアルバムが台頭するように感じます。CDに、再ブームが来ることを切に願っています。