時代遅れなCD好きの記録

日々の忘備録です。

音楽の考え方

音楽は人それぞれ

今日はいつも音楽を聴くときに一番思うことを、文章で表現してみます。まず音楽は聴き方は色々ありますが、耳で聴くことは同じです。ですが歌詞を理解して聴くことは、メロディを意識して聴くこととは似てるようで全く違います。私は後者に入りますが、たまに違ったことを考えて聴くことがあります。そこでちょっと変わった私の聴き方をひとつ紹介したいと思います。

音の違い?

ちょっとした説明からですがCDの中にはリマスター*1をして、再発売されるCDがあります。いわゆるアニバーサリー・再発売などのタイミングによく起こります。同じCDがダブるなんてことの原因になったりします。

f:id:zuwaigani0141:20191217003258j:plain

ダブったCD(Iron maiden)

リマスターされたアルバムは大体ボーナス音源があります、デモ音源やシングル音源が入っています、なかにはレアな音源もあります。例えばこのIron Maidenでは、下側のCDは曲順が違い、さらに一曲多くなっています。

このリマスター盤が出回ると、古いCDが中古ショップに出回ります。そこで起きるのが、中古ショップでCDを調べずに買うとだいたいリマスター盤がすでに出ていて、古い仕様のCDを買ってしまうなんてことです、まあ仕方ないです。

よくあります、結局二枚になります。

鋼鉄の処女

鋼鉄の処女

  • アーティスト:アイアン・メイデン
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2008/05/14
  • メディア: CD
 

こっちが旧リマスター盤 アメリカ発売に合わせて、曲順とシングルのウケた曲を一曲追加した構成、その後世界共通版になっていた。

 

こっちが最新リマスター盤 イギリス発売時の曲順と曲数なので一曲少ない、本来はこちらが正式な構成なので本来の意図がしっかりわかる。 

 

ちょっとした違い

いわゆるバージョンの違いというやつで、洋楽はやライナーノーツの文章が増えたりします、また稀にジャケットも変わります

f:id:zuwaigani0141:20191217004939j:plain

左は一時期発売されたターコイズブルーの再現カラー(Led Zeppelin 1)

 例えばですがこのLed Zeppelin 1 ですが、レコード発売当初にインクが足りなくターコイズブルーを代用したレコードがありました、それの再現をしたのが左側です。右は最新リマスターでCDが二枚あり、そのうち1枚はボーナストラックのライブ音源です。音源としては右側ですが、左は鑑賞用として最適です。

 

レッド・ツェッペリン(紙ジャケット)

レッド・ツェッペリン(紙ジャケット)

 

 レコードを完全再現してるで、一回り小さい。実は音がそんなによくない。紙ジャケットはシリーズ化してるで、コレクター要素もある。

 

 とにかく音が凄い、バンドメンバーのジミーペイジ本人によるリマスター。意外とCDが取り出しづらい。

 

個人的な聴き方

新しいリマスターほど、高音質でノイズがないです。ですがリマスターをすると、コンセプトが変わることがあります。なのでリマスター版でも好き嫌いが出てきます。新旧を聞き比べをしてどこが違うのか見つけたり、どっちの方が好きなのかを探すのもおもしろいです。これもまた、一つの聴き方だと思います。ちなみにIron Maidenは最新リマスターと以前のリマスターがベースの扱いが違い過ぎるので、どっちも別なアルバムに感じました。

 

*1:マスターテープの音源にあるノイズの除去や音量バランスをやり直す編集のこと